サビレックスは、1976年の創業以来、世界中の研究機関や分析ラボにおいて、最も厳しい条件下での使用が求められるフッ素樹脂製品を提供し続けています。特に、PFA(パーフロロアルコキシ)樹脂の成形加工においては、約50年の経験と高度な技術を有しており、アメリカではフッ素樹脂ラボウェア業界をリードする存在として知られています。
サビレックスの製品ラインナップは非常に幅広く、ジャーやバイアルといった保存容器をはじめ、試験管、分解容器、環境評価製品、チューブなど、高純度分析に対応するフッ素樹脂製品を網羅しています。耐薬品性、耐熱性、電気絶縁性、非粘着性など、フッ素樹脂が持つ優れた特性を最大限に引き出すよう設計されており、微量金属分析や超純水処理など、高精度が要求される分野において高い評価を得ています。
近年では、ライフサイエンス分野におけるシングルユーステクノロジーの普及に伴い、サビレックスのフッ素樹脂製品は、バイオ医薬品製造や細胞培養など、より高度な用途にも展開されています。特にPFA製の容器は、細胞へのダメージを最小限に抑え、高純度の製品を得るために不可欠なツールとして、アメリカでは製薬企業に採用されています。
サビレックスは、環境問題にも積極的に取り組んでおり、製品の製造過程における廃棄物の削減やリサイクルの推進など、サステナブルな社会の実現に貢献しています。他にも、近年の地球環境の変化に関する分析においては、海洋調査のサンプル保全や分析などに使用する製品面でも、貢献しています。
サビレックスは、高品質なフッ素樹脂製品を提供するだけでなく、お客様のニーズに合わせたソリューションを提供できるパートナーとして、今後も研究開発に力を入れていきます。